神戸大学演劇研究会 はちの巣座 稽古日誌~Bee Happy~

神戸大学演劇研究会はちの巣座のブログ。レッスンデイズ、部員の毎日、など。

味わい

最近、ポン酢が好きです。
昔から酸味の強い食べ物が好きだったのですがポン酢にさほど興味を示していませんでした。
梅干とお酢が好きでよく使っていました。
家のおばあちゃんが漬けていた梅干がすごく好きで、実家にいる頃の朝ごはんは基本的に白米と梅干でした。
あと、もずくだとかグレープフルーツも家に置いてあるとすぐ手にとって食べてしまいます。
一番記憶に残っているすっぱいものはグアムの農園に行ったときに食べた「ビリンビ」という酸味九割、柑橘の香り一割程度のくだものです。
あまりビリンビに興味を示さない同級生を横目に2,3個手に取ったことを憶えています。

料理不精の僕はお酢を使う機会があまり無いのですが、出身地の名物とも言うべき家系ラーメンを食べる際に限っては頻繁に使います。
「家系ラーメン」とは、横浜駅西口から程近くのラーメン屋「吉村家」を発祥とするラーメンの一ジャンルで、最近は関西でもちょこちょこ見かけるようになりました。
家系ラーメンの味つけは豚骨しょうゆ、豚骨しおなどがあります。
ですが、家系ラーメンの特徴はそういった味付けよりもむしろ、「選択肢が異常に多い点」です。
「選択肢が異常に多い」とはどういうことか。
めんの硬さ・味付けのこさ、油の多さをまず注文時に聞かれます。
そしてテーブルにはおよそ十種類の調味料が並んでいます。
これで勝手に味をつけるんです。
僕はこの調味料のなかでもお酢が好きで、食べることができる範囲=常識の範囲内で多めに入れています。
そんな家系ラーメンが好きな理由は、その味や選択肢の多さではなく、高校生のとき友人と通いつめた思い出があるからです。
地元に帰ったときは家系ラーメンを無性に食べたくなります。
思い出のよりどころと言うべきものが、調味料が所狭しと並んだあのカウンター・テーブルにあるからなんです。

それで、最近の話なのですが
偶然食堂で秋刀魚の塩焼きを頼んだのですが、しょうゆをかける気がおきず、右隣にあったポン酢をかけてみたら、美味しかったのでポン酢をよく使うようになりました。
高校生の頃は、焼き魚のほぐし身をご飯の上に乗せて、梅酢をかけて食べていました。
それをやっていると、醜悪なものを見るまなざしを家族から向けられていました。
ポン酢をかければよかったんですね。
気づきませんでした、まったく。
一般常識を学ぶときであっても、そこに気づきがあれば感動することができる。

それで、今は色々なものにポン酢をかけるように心がけています。
案外とよかったのがオクラでした。
それで生じた疑問はしょうゆとポン酢の使いわけです。
しょうゆなら美味しいのに、ポン酢だと相性が悪いものがありますよね。逆も然り。
しょうゆには酸味がなく、ポン酢には酸味があるという点を度外視して考えると何が違うのだろうか。
なんとなく、ボンヤリと思ったのがしょうゆはコクをつけるもの、ポン酢は香りをつけるものぐらいの区分でした。
だから白米にしょうゆをかけて食べることはできても、ポン酢はご飯にかけて食べることができないのかな、なんてことを食堂で考えていました。
酸味+柑橘類の香りがあるから魚によく合うんだろうな、という気づきを噛みしめながら焼き魚を食べています。

それで、ポン酢が好きになった結果、焼き魚が以前よりもなおいっそう好きになってきました。
美味しい焼き魚に美味しいポン酢をかけて食べる。
それが最近の願望です。
そんな願望もあってか最近和歌山に行きました。
黒潮からやってきた魚は美味しいに違いない。
和歌山に向けて出発したのは午後3時前の天王寺駅。
その日はなんば駅の近くではちの巣座の人が出演する芝居があってそれを見に行き、天王寺にある「ステージプラス」の店主高木さんに挨拶をしに行こうとかなんとか、色々やってた結果出発がそんな時間になってしまいました。
和歌山駅に着いたのは4時20分ごろ。和歌山駅周辺の不慣れな道を歩いた結果、必要以上に時間を食い必要以上に歩いてしまいました。
ヘトヘトになった僕は和歌山市内、それも和歌山駅の近くにあるという温泉に行くことにしました。
和歌山駅からの道は一本。よほどのことが無い限り迷うことはありません。
ですが、すでに時間は7時を回っており、街灯もあまりなく、目印になる建物もあまり無い道は不安を増す一方です。
シティ・ボーイの僕は明かりの無い道を歩くの経験をあまりしたことがありません。
歩くこと25分、体感時間にして一時間半の道を進んだ結果、ついに温泉を見つけることができました。
その温泉は鉄分を多く含んでおり、お湯が鉄錆色に染まっており、視覚からも入浴気分を楽しむことができました。
エキゾチック。
つめたい温度の湯舟、あたたかい温度の湯舟、つめたい温度の湯舟・・・と代わる代わる違う湯舟に入ったり、サウナ・水風呂・サウナ・水風呂の順で汗を流したり。
温泉に一時間半いました。
今年の中でもベストスリーに入るほど気分がよくなった僕は、この温泉の思い出を最高にするべく、400円もするみかんジュース(200ml)を買いました。
みかんジュースって難しいですね。
なんか、みかんって元々水気を多く含んでいるから、100パーセントジュースにすると、なんか、そんなにすごくおいしいものでもなくなるんだろうなと思いました。
夕飯はラーメン屋にいきました。時間も遅かったのでラーメン屋ぐらいしか和歌山らしい食事がなかったんですね。
僕は和歌山ラーメン、すごく美味しいとかは思いませんでした。
一番の有名店に行ったんですが、めちゃくちゃ賛美される程だとは思えなかったです。
有名になりすぎると仕事が大変になってしまうだろうから、お客さんがそれほど多くはない店に行くことで、美味しい和歌山ラーメンを食べに行こうと考えました。
あけた次の日は日曜日で、和歌山周辺の観光地を見て回り、和歌山駅に戻ってきたのは午後3時ごろ。
日曜日の午後三時って、和歌山ラーメンの店あんまりやってないんですね。
だから、その日も昨日と同じ店に行きました。
土曜日の深夜と比べて、日曜日の昼は客が多くて、ちょっと味がアレな感じになっていました。
うーん、わびしい。

バトンをくもるめフクさんにわたし、文章をこの辺で終えます。

ハロ ウィン太
  1. 2014/12/05(金) 02:40:16|
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